2007年07月31日
ライトジギング講座2
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4.ライトジギングタックル
お手軽に楽しみたいのなら、バスタックルで十分です。スピニングタックル、ベイトタックルのどちらでも構いません。ロッドの長さは2m前後が使いやすいです。PEラインを使用しますのでSiCガイドのロッドがオススメですが、ハードガイドでも問題ありません。リールはPE1~2号が100m巻けるもので十分ですが、出来れば200mくらいは巻いておいた方が無難です。
※ライトジギング講座3の根掛りしたら、をお読みください。
最近は各社ライトジギングロッドにも力を入れてきていますので、その中から選んでみるのもイイでしょう。メジャークラフトのオフブローはよく見かけます。ダイコー、テンリュウなどのブランクメーカーは良質なロッドを安く提供してくれるのでオススメです。最近はソリッドティップを採用したハイブリッドタイプのロッドが登場していますが、コレは鯛カブラやタチウオ用のセッティングと考えるべきと思います。通常のジギングメインならば従来のチューブラーティップの方が良いと思います。

メジャークラフト オフブロー ジギング OB-S58/3

メジャークラフト オフブロー ジギング OB-S57/2
リールに関しては、青物の走りはびっくりするくらい強烈ですので、ラインが細い分、ドラグがちゃんと効くモノをオススメします。ただしドラグというものはリールの基本部分ですので、名のあるメーカーのモノならば効かないってことは無いはずです。また、リールのハンドルはラウンドタイプの方が疲れないのでオススメです。私もダイワのフリームスキックスやシマノのツインパワーのハンドルを交換したものを使っています。ちなみにP社のMスピンはジギング用と銘打ってありますが構造的に問題があるのでオススメできません(笑;人柱さんごめんなさい)。シマノなら3000番以上、ダイワでも3000番前後のリールをオススメします。
ロッドにせよリールにせよ、ちゃんとした品物ならば後で売りに出して次のタックルを買い揃える資金にすることも可能です。極端な安物買いはきっと後悔することになりますよ。

ダイワ(Daiwa) アイズファクトリー RCS(リアルカスタムシステム) パワーラウンドノブ
この商品に関しての詳細はコチラ

スタジオオーシャンマーク ST4500/4000VII-R
この商品はソルティガ用です。シマノステラSW4000~5000,05'ツインパワー用についてはコチラ
5.ジグ
30g~150gくらいまでを使用します。潮の流れが速い時は、重いジグでないと底が取れません。またPEラインは潮の影響を受けやすいので、太いラインを使用する場合は小さいジグは使いにくくなります。各社よりライト向けに色々なジグが売り出されていますが、特にコレしか釣れない、というモノはありません。最近の主流はセンターバランスのロング系です。ちなみにジグはサイズを変えると動きが違ってしまうので、150g以上で実績のあるジグがライトで釣れるとは限りません。ジグのカラーはお好みですが、朝まずめはピンク系、日が昇ってからはリアル系が良いとされています。久保所長は日が昇ってからのマル秘カラーとしてグロウ系を挙げていました。正直、何色が釣れるのかはその時しだいですので、色々と試してみてください。初めての方には60g~120gでピンク系とリアル系(イワシ・シルバーなど)を4~5本用意するのをオススメします。着底が分からないと根掛かりしますので、着底が分からないときはジグを重いものに交換してください。尚、ジグは使用していると傷が付いたり塗装が剥げたりするものです。新品にこだわらず、中古品で安く上げるという手もありますよ。私のオススメはスミスのCBマサムネやDUELのアイルメタルTB/CS、ザウルスのヒラジグラ(パクリもんでセンターバランスジグ)などです。

ヒラジグラ80g(おそらく) 某中古店で105円で購入。コレにはかなりいい思いをさせてもらってます。

上のヒラジグラでヒットしたヒラマサ3キロ。フックはツインパイク(後述)。

CBマサムネ115gにヒットしたピーエソー。フックはツインパイクを使用。
6.フック
アシストフック(ジグの頭側に付けるフック)が主流です。市販品ではツインパイクが手に入りやすく、針掛りや耐久性からもベストと思います。#1/0~#3/0をジグに合わせて用意してください。溶接リングにスプリットリング(別売)を通して、そのスプリットリングにジグを付けます。ラインはツインパイクの溶接リングに結んでください。アシストフックの長さは基本的にはジグの長さの1/3くらいが目安です。テールフックは根掛りしたり、テーリング(テールフックがラインに絡む)してしまうので、基本的には付けません。ただし、根魚を釣りたいときは、シングルフックをテールに付けることがあります。トレブルフックは根掛りしやすいのでキャスティングと太刀魚ジギング以外には基本的には使用しません。

カツイチ(KATSUICHI) DJ-88 ツインパイク #1/0
60g以下のショートジグにはコレでしょう。

カツイチ(KATSUICHI) DJ-88 ツインパイク #2/0
とりあえず、このサイズが万能選手かもしれません。

カツイチ(KATSUICHI) DJ-88 ツインパイク #3/0
ライト用のロングジグならコレで十分です。
7.ライン・リーダー・ノット
メインラインは通常はPEラインです。ジギング用の色分けされたラインだと、どのくらいラインが出ているのか分かるので便利です。もちろん、シーバスで使っていたラインをそのまま使用しても問題ありません。PE0.8号~2号くらいをお好みで。

ゴーセン(GOSEN) アーチPEジギング 2号 200m
PEラインは細いほどお値段がお高くなります。
色分けされたジギング用PEラインでは、ゴーセンのコレが一番安いです。
安いですが、十分使えますのでオススメですよ。
釣具店のセールで半額。ナチュラムなら常に半額です(送料が別途かかります)。

ゴーセン(GOSEN) アーチPEジギング 2号 300m
コチラは300m。200mあれば十分です。
リーダーは30~50lbのナイロン糸を用意してください。号数では8号~14号くらいになります。これを5~10mほどPEラインの先に結んでください。ノットは摩擦系をオススメしますが、ご自分で自信を持って出来るものであればOKです。私はFGノットを使用しています。「電車でGO!」だと大物が来たときに涙することになるかもしれません。

モーリス(MORRIS) バリバス ショックリーダー
ナイロン50lb。
とりあえずはこの太さをオススメします。
適度に伸びてショックを吸収してくれますし、根ズレ対策にもこのサイズであれば安心できるのでは?
ラインの結び方はラインをリングに2回通して同じ方向のハーフヒッチを7回以上するのが早くて強くて楽チンです。太いモノフィラメントはそれ自体でまっすぐに戻ろうとする力が働きますので、通常の結び方をするとほどけてしまいます。
8.必需品
スプリットリングプライヤーは無いとジグの交換が出来ないので非常に困ります。針を外す時にも便利ですよ。

ベルモント(Belmont) スプリットリングオープナー先曲り(PE用)
オススメはコレ・・・ですが、針外しとしては使いにくいですね。PEラインがスパッと切れます。ライトくらいまでならコレでもいけます。
でも、ジグのアイが太いとこのプライヤーではダメな場合もあります。私はダイワ シープライヤー190H(先端部スプリットリング外し付き)を使っていますが、コレはやや大きすぎる感じもします。
ラインカッター PEラインが切れるものをオススメします。
グローブはあった方がイイです。慣れない人はマメを作ったりしますので、ジギンググローブをオススメします。

KsLABO K’s オーシャングローブ
値段的に安いのはコレ。
でも通販でこういうの選ぶのって勇気が要りますよね。
お店で試着して買うのが良いでしょう。
ライトなら指先が開いているものでも良いと思います。
タグ 活け間を共有するときに、個々人の魚を識別するために使用します。100円ショップにある結束バンド(電気コードを結束するバンド)を使っている方が多いです。そのまま使用すると誰かとダブる可能性が高いので、油性ペンで色を付けたり工夫をしてください。
9.服装・あると便利なこんな道具
クーラー 夏場は活け間(ライブウェル)が使えない船もあります。
日焼け止め、帽子、サングラス
滑らない靴 最近はクロックス系のサンダルが人気です。
夏場は水分補給が大切です。ライトジギングでも最低1リットルは持ち込んでください。
※グローバルワン船長は半日で2リットル持参をオススメしています。
お腹がすきますので、合間につまんで食べられるパンやおにぎりを持ち込んでください。
ウェットティッシュはあると便利ですよ。

ノーブランド 抗菌・消臭ウエットティッシュ
ナチュラムの超人気商品らしい。
普通に買ったら200円のところが半額の100円。
※送料が別途480円かかります。
水洗いした後のクーラーを拭くのにも使えます。
4.ライトジギングタックル
お手軽に楽しみたいのなら、バスタックルで十分です。スピニングタックル、ベイトタックルのどちらでも構いません。ロッドの長さは2m前後が使いやすいです。PEラインを使用しますのでSiCガイドのロッドがオススメですが、ハードガイドでも問題ありません。リールはPE1~2号が100m巻けるもので十分ですが、出来れば200mくらいは巻いておいた方が無難です。
※ライトジギング講座3の根掛りしたら、をお読みください。
最近は各社ライトジギングロッドにも力を入れてきていますので、その中から選んでみるのもイイでしょう。メジャークラフトのオフブローはよく見かけます。ダイコー、テンリュウなどのブランクメーカーは良質なロッドを安く提供してくれるのでオススメです。最近はソリッドティップを採用したハイブリッドタイプのロッドが登場していますが、コレは鯛カブラやタチウオ用のセッティングと考えるべきと思います。通常のジギングメインならば従来のチューブラーティップの方が良いと思います。

メジャークラフト オフブロー ジギング OB-S58/3

メジャークラフト オフブロー ジギング OB-S57/2
リールに関しては、青物の走りはびっくりするくらい強烈ですので、ラインが細い分、ドラグがちゃんと効くモノをオススメします。ただしドラグというものはリールの基本部分ですので、名のあるメーカーのモノならば効かないってことは無いはずです。また、リールのハンドルはラウンドタイプの方が疲れないのでオススメです。私もダイワのフリームスキックスやシマノのツインパワーのハンドルを交換したものを使っています。ちなみにP社のMスピンはジギング用と銘打ってありますが構造的に問題があるのでオススメできません(笑;人柱さんごめんなさい)。シマノなら3000番以上、ダイワでも3000番前後のリールをオススメします。
ロッドにせよリールにせよ、ちゃんとした品物ならば後で売りに出して次のタックルを買い揃える資金にすることも可能です。極端な安物買いはきっと後悔することになりますよ。

ダイワ(Daiwa) アイズファクトリー RCS(リアルカスタムシステム) パワーラウンドノブ
この商品に関しての詳細はコチラ

スタジオオーシャンマーク ST4500/4000VII-R
この商品はソルティガ用です。シマノステラSW4000~5000,05'ツインパワー用についてはコチラ
5.ジグ
30g~150gくらいまでを使用します。潮の流れが速い時は、重いジグでないと底が取れません。またPEラインは潮の影響を受けやすいので、太いラインを使用する場合は小さいジグは使いにくくなります。各社よりライト向けに色々なジグが売り出されていますが、特にコレしか釣れない、というモノはありません。最近の主流はセンターバランスのロング系です。ちなみにジグはサイズを変えると動きが違ってしまうので、150g以上で実績のあるジグがライトで釣れるとは限りません。ジグのカラーはお好みですが、朝まずめはピンク系、日が昇ってからはリアル系が良いとされています。久保所長は日が昇ってからのマル秘カラーとしてグロウ系を挙げていました。正直、何色が釣れるのかはその時しだいですので、色々と試してみてください。初めての方には60g~120gでピンク系とリアル系(イワシ・シルバーなど)を4~5本用意するのをオススメします。着底が分からないと根掛かりしますので、着底が分からないときはジグを重いものに交換してください。尚、ジグは使用していると傷が付いたり塗装が剥げたりするものです。新品にこだわらず、中古品で安く上げるという手もありますよ。私のオススメはスミスのCBマサムネやDUELのアイルメタルTB/CS、ザウルスのヒラジグラ(パクリもんでセンターバランスジグ)などです。

ヒラジグラ80g(おそらく) 某中古店で105円で購入。コレにはかなりいい思いをさせてもらってます。

上のヒラジグラでヒットしたヒラマサ3キロ。フックはツインパイク(後述)。

CBマサムネ115gにヒットしたピー
6.フック
アシストフック(ジグの頭側に付けるフック)が主流です。市販品ではツインパイクが手に入りやすく、針掛りや耐久性からもベストと思います。#1/0~#3/0をジグに合わせて用意してください。溶接リングにスプリットリング(別売)を通して、そのスプリットリングにジグを付けます。ラインはツインパイクの溶接リングに結んでください。アシストフックの長さは基本的にはジグの長さの1/3くらいが目安です。テールフックは根掛りしたり、テーリング(テールフックがラインに絡む)してしまうので、基本的には付けません。ただし、根魚を釣りたいときは、シングルフックをテールに付けることがあります。トレブルフックは根掛りしやすいのでキャスティングと太刀魚ジギング以外には基本的には使用しません。

カツイチ(KATSUICHI) DJ-88 ツインパイク #1/0
60g以下のショートジグにはコレでしょう。

カツイチ(KATSUICHI) DJ-88 ツインパイク #2/0
とりあえず、このサイズが万能選手かもしれません。

カツイチ(KATSUICHI) DJ-88 ツインパイク #3/0
ライト用のロングジグならコレで十分です。
7.ライン・リーダー・ノット
メインラインは通常はPEラインです。ジギング用の色分けされたラインだと、どのくらいラインが出ているのか分かるので便利です。もちろん、シーバスで使っていたラインをそのまま使用しても問題ありません。PE0.8号~2号くらいをお好みで。

ゴーセン(GOSEN) アーチPEジギング 2号 200m
PEラインは細いほどお値段がお高くなります。
色分けされたジギング用PEラインでは、ゴーセンのコレが一番安いです。
安いですが、十分使えますのでオススメですよ。
釣具店のセールで半額。ナチュラムなら常に半額です(送料が別途かかります)。

ゴーセン(GOSEN) アーチPEジギング 2号 300m
コチラは300m。200mあれば十分です。
リーダーは30~50lbのナイロン糸を用意してください。号数では8号~14号くらいになります。これを5~10mほどPEラインの先に結んでください。ノットは摩擦系をオススメしますが、ご自分で自信を持って出来るものであればOKです。私はFGノットを使用しています。「電車でGO!」だと大物が来たときに涙することになるかもしれません。

モーリス(MORRIS) バリバス ショックリーダー
ナイロン50lb。
とりあえずはこの太さをオススメします。
適度に伸びてショックを吸収してくれますし、根ズレ対策にもこのサイズであれば安心できるのでは?
ラインの結び方はラインをリングに2回通して同じ方向のハーフヒッチを7回以上するのが早くて強くて楽チンです。太いモノフィラメントはそれ自体でまっすぐに戻ろうとする力が働きますので、通常の結び方をするとほどけてしまいます。
8.必需品
スプリットリングプライヤーは無いとジグの交換が出来ないので非常に困ります。針を外す時にも便利ですよ。

ベルモント(Belmont) スプリットリングオープナー先曲り(PE用)
オススメはコレ・・・ですが、針外しとしては使いにくいですね。PEラインがスパッと切れます。ライトくらいまでならコレでもいけます。
でも、ジグのアイが太いとこのプライヤーではダメな場合もあります。私はダイワ シープライヤー190H(先端部スプリットリング外し付き)を使っていますが、コレはやや大きすぎる感じもします。
ラインカッター PEラインが切れるものをオススメします。
グローブはあった方がイイです。慣れない人はマメを作ったりしますので、ジギンググローブをオススメします。

KsLABO K’s オーシャングローブ
値段的に安いのはコレ。
でも通販でこういうの選ぶのって勇気が要りますよね。
お店で試着して買うのが良いでしょう。
ライトなら指先が開いているものでも良いと思います。
タグ 活け間を共有するときに、個々人の魚を識別するために使用します。100円ショップにある結束バンド(電気コードを結束するバンド)を使っている方が多いです。そのまま使用すると誰かとダブる可能性が高いので、油性ペンで色を付けたり工夫をしてください。
9.服装・あると便利なこんな道具
クーラー 夏場は活け間(ライブウェル)が使えない船もあります。
日焼け止め、帽子、サングラス
滑らない靴 最近はクロックス系のサンダルが人気です。
夏場は水分補給が大切です。ライトジギングでも最低1リットルは持ち込んでください。
※グローバルワン船長は半日で2リットル持参をオススメしています。
お腹がすきますので、合間につまんで食べられるパンやおにぎりを持ち込んでください。
ウェットティッシュはあると便利ですよ。

ノーブランド 抗菌・消臭ウエットティッシュ
ナチュラムの超人気商品らしい。
普通に買ったら200円のところが半額の100円。
※送料が別途480円かかります。
水洗いした後のクーラーを拭くのにも使えます。
Posted by すった at 19:30│Comments(0)
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