2009年02月24日
一級小型船舶免許に挑戦 おまけ編
『小型船舶操縦士特定操縦免許』、ってのをご存知でしょうか?
『屋形船や遊漁船など、旅客を伴う小型船舶を操縦するための資格』なのですが、平成15年の改定で特殊小型船舶操縦士免許と同じく一般の小型船舶免許と別になってしまいました。
詳しくはコチラをごらんください。
言うならば小型船舶の二種免許となるのですが、たった1日の講習で所得できることと、同じJEISで申し込めば登録手続きの費用がかからないことから、今回受講することにしてみました。
決して遊漁船を始めるとか、海上タクシーを始めるとか、そういうことではありませんので誤解なきよう。
とりあえず今回の記事は、上の『二俣川フルビット物語』の記事と比較しながら読まれると面白いと思います。
おそらくためになる講習だろう・・・・と思って受講したのですがね・・・・・・orz
今回必要になったのは写真1枚と受講申込書のみ。写真は前回の4枚で使い切っていたので、新たに撮りなおすことに。
4.5cm×3.5cmは免許証サイズなので他に使い回しが利かない・・・・orz
授業料が10080円、教科書料が870円で合計10950円。
他に登録用の印紙代が1800円~2000円。JEISに登録代行を依頼した場合は申請手数料として3000円が請求される。あと免許の送料が500円。今回のように他の免許(一級・二級)と一緒に申し込めばこれらの費用が免除となるので、5000円以上お得になる。
2月某日(土)、午前8時半に海の中道マリーナに集合。
JEISから配られた『小型旅客安全講習のご案内』には当日必要となる物品や服装などについての情報は無し。
聞かないと教えてくれないらしい。
とりあえず、『座学1時間、実習6時間(修了審査はありません。)』という極めて少ない情報から、少々濡れるくらいはありえると判断し、タオル1枚を持参。
たしかあのあたりはコンビニなどなく、『金印ドッグ』くらいしか飲食店が無いような・・・・
とりあえず途中で人工島のコンビニに立ち寄り、朝食と昼食を買い込む。
駐車場はあるのだろうが、おそらく1日1000円くらいはかかるだろう・・・・・
8時15分に海の中道マリーナに到着。
って、“マリーナ・テニスコート”と(小さく)書かれた看板を頼りに進むのみ。
駐車場はタダだった(ラッキー)が、県外から来る人も多いらしいのにとても不親切。やはり地図やアクセス方法くらいは記載すべきだと思う。

会場に到着。とりあえず朝食を摂る。
それらしき人達が多数・・・・・学生?
この日は水産高校の学生が5名。そのほかが9名の計14名が受講。
ただし水産高校の2名が電車1本分くらい遅刻・・・・・若者、しっかりせんかいっ!
長崎・鹿児島などの遠方からの受講者が多く、瀬渡し船の船長になるという方が多数。
どうやら(ほとんど)遊びで来ているのは私だけらしい。
ちなみにこの講習自体がなかなか開催できない種類のものらしく、飛行機でわざわざ福岡まで来ている方も。
マリーナの一室を借りてまずは挨拶とオリエンテーション。
暖房が壊れているらしく、とても寒い。
さらにテーブルが穴だらけで表面が微妙に柔らかい。
日に焼けたような感じ。どうやら屋外で使っていたものらしい。
これで筆記試験なんかさせられた日には切れそうな予感。
最初はU教官のやはり少々脱線気味のお話。
どうやらJEISの教官は話を脱線させるのが得意らしい(笑)。
で、やはり昼食を摂れる場所は無く、1個500円で弁当を注文するとのこと。
最初から案内に書けば良いのに・・・・
つづいて午前の実習教材についての説明。
とりあえずざっと概要を説明した後に実習へ・・・・・

なにやら倉庫から引きずり出して広げたものは・・・・・・
たぶん(´▽`)さんは色めき立っているはず(笑

エアーコンプレッサーで膨らませてます。

『膨張式の救命いかだ』です。
本来なら炭酸ガスボンベで1~3分ほどで自動膨張するのですが、さすがに講習の度にボンベを消費するわけにはいかないので使い回し・・・・・それもかなり昔から。
中に砂や水が溜まっていて、ところどころ染みやらカビやらが・・・・汚い。
ちなみに3気室になっていて、3本のボンベで膨らませることになります。

ちなみに本来はこのコンテナの中に他の備品と一緒に収納されています。
ほぼ奇跡に近い梱包状態ですねぇ~
もちろん、元に戻すなんてのは不可能です。

いかだの備品を並べてみてます。
信号紅炎、落下傘付き信号、オール、ふいご、レーダー反射器、食料・・・・・・

非常食に果敢にチャレンジする若者。
非常食は乾パンと書いてあったような・・・・見た目は雷おこしみたいな感じ。
お茶の真空パックのようなパッケージに梱包されている。
食べてみたい・・・・との彼らの申し出に教官がサービスしたものだが、この直後に実は製造が1993年1月または1983年1月、賞味期限が1996年1月もしくは1986年1月というトンでもない代物と判明(容器のラベルが漂流物並に判読困難になってました)。
なんか変な臭いがしたらしく、慌てて吐き出してましたよ・・・(苦笑

救命いかだは通常ひっくり返らないように出来ていますが、万が一のときのために一人でも元に戻せるようになっています。

さて、救命いかだ乗船体験の始まり始まり~
この時点で手はもちろんのこと、袖やら裾やらが既に汚れてしまってます。
もちろん靴は脱いで全員裸足。
まだまだ冬なので水温低すぎ・・・・気合で冷たさに耐える。

オール小さすぎ(w
この日は西風が強く、波が打ち寄せるためになかなか離岸できませんでした。
このグループが一番沖まで出ていましたね。
艇内は床がびちょびちょの砂だらけで座るわけにもいかず、天井や壁にも砂がこびりついていて頭から何から砂まみれ。
で、波で床が波打つのでもう安定しないことこの上ない状態。
さらに沖側からは波が打ち寄せて飛沫が上がる・・・・
革靴にきれいなパンツで来ている方がおられましたけど、「もう覚悟を決めた!」ってな感じで参加されてました。
それにしても、事前情報くれても良いと思うんですけどね・・・・・

午後は『救命艇及び救命いかだ内における生存維持の諸作業』。
サバイバル術と応急処置の仕方など。
心肺蘇生の練習を少々・・・・・
この後、「膨張式救命いかだ」のコンテナ投下を体験する実習。
さらに干していた救命いかだその他の収納(後片付け)。
かなり救命いかだに時間を割いてしまっていたような・・・・
後半はビデオ・・・・・のはずがテレビの電源すら入らない。
と思ったら、実は部屋のブレーカーが落ちていた。
暖房も効かないはずだよね・・・・・おいおい。
気を取り直してビデオ・・・・画像がぐちゃぐちゃ。
どうやらデッキが壊れているらしい。
教官は機械に弱いらしく、あ~じゃないこ~じゃないが続く。
別のデッキを使ってなんとか3~4本ビデオを再生してみたが、ほとんどが同じ内容。
確認してなかったの?
『二俣川フルビット物語』では4本あったみたいだが・・・・・
>荒天時の航法に関するもの。実験用の模型のラジコン船が欲しくなった。(をぃ)
>気象・海象関連のもの。NHKでよく見る顔の一人、渡辺博栄気象予報士が出演。
>唯一のドラマ仕立て。漁師のおじさんが遭難したかも?系のお話で心得を説くもの。
>海難時の退船からその後のサバイバル、そして救助までを扱ったJEIS制作のもの。
最後の1本の別バージョン(役者さんがダブってたりしてました)のみ(泣
荒天時の航法、ってのはかなり楽しみにしていたのに・・・・・
一級免許の時も思いましたが、『二俣川フルビット物語』の内容との差って何?
同じJEISのはずなのに・・・・・

こんな晴れの日に何やってるんだろう・・・・・orz

有意義じゃなかった休日でした(泣
免許、いつ届くんだっけ・・・・・・・・orz
『屋形船や遊漁船など、旅客を伴う小型船舶を操縦するための資格』なのですが、平成15年の改定で特殊小型船舶操縦士免許と同じく一般の小型船舶免許と別になってしまいました。
詳しくはコチラをごらんください。
言うならば小型船舶の二種免許となるのですが、たった1日の講習で所得できることと、同じJEISで申し込めば登録手続きの費用がかからないことから、今回受講することにしてみました。
決して遊漁船を始めるとか、海上タクシーを始めるとか、そういうことではありませんので誤解なきよう。
とりあえず今回の記事は、上の『二俣川フルビット物語』の記事と比較しながら読まれると面白いと思います。
おそらくためになる講習だろう・・・・と思って受講したのですがね・・・・・・orz
今回必要になったのは写真1枚と受講申込書のみ。写真は前回の4枚で使い切っていたので、新たに撮りなおすことに。
4.5cm×3.5cmは免許証サイズなので他に使い回しが利かない・・・・orz
授業料が10080円、教科書料が870円で合計10950円。
他に登録用の印紙代が1800円~2000円。JEISに登録代行を依頼した場合は申請手数料として3000円が請求される。あと免許の送料が500円。今回のように他の免許(一級・二級)と一緒に申し込めばこれらの費用が免除となるので、5000円以上お得になる。
2月某日(土)、午前8時半に海の中道マリーナに集合。
JEISから配られた『小型旅客安全講習のご案内』には当日必要となる物品や服装などについての情報は無し。
聞かないと教えてくれないらしい。
とりあえず、『座学1時間、実習6時間(修了審査はありません。)』という極めて少ない情報から、少々濡れるくらいはありえると判断し、タオル1枚を持参。
たしかあのあたりはコンビニなどなく、『金印ドッグ』くらいしか飲食店が無いような・・・・
とりあえず途中で人工島のコンビニに立ち寄り、朝食と昼食を買い込む。
駐車場はあるのだろうが、おそらく1日1000円くらいはかかるだろう・・・・・
8時15分に海の中道マリーナに到着。
って、“マリーナ・テニスコート”と(小さく)書かれた看板を頼りに進むのみ。
駐車場はタダだった(ラッキー)が、県外から来る人も多いらしいのにとても不親切。やはり地図やアクセス方法くらいは記載すべきだと思う。
会場に到着。とりあえず朝食を摂る。
それらしき人達が多数・・・・・学生?
この日は水産高校の学生が5名。そのほかが9名の計14名が受講。
ただし水産高校の2名が電車1本分くらい遅刻・・・・・若者、しっかりせんかいっ!
長崎・鹿児島などの遠方からの受講者が多く、瀬渡し船の船長になるという方が多数。
どうやら(ほとんど)遊びで来ているのは私だけらしい。
ちなみにこの講習自体がなかなか開催できない種類のものらしく、飛行機でわざわざ福岡まで来ている方も。
マリーナの一室を借りてまずは挨拶とオリエンテーション。
暖房が壊れているらしく、とても寒い。
さらにテーブルが穴だらけで表面が微妙に柔らかい。
日に焼けたような感じ。どうやら屋外で使っていたものらしい。
これで筆記試験なんかさせられた日には切れそうな予感。
最初はU教官のやはり少々脱線気味のお話。
どうやらJEISの教官は話を脱線させるのが得意らしい(笑)。
で、やはり昼食を摂れる場所は無く、1個500円で弁当を注文するとのこと。
最初から案内に書けば良いのに・・・・
つづいて午前の実習教材についての説明。
とりあえずざっと概要を説明した後に実習へ・・・・・
なにやら倉庫から引きずり出して広げたものは・・・・・・
たぶん(´▽`)さんは色めき立っているはず(笑
エアーコンプレッサーで膨らませてます。
『膨張式の救命いかだ』です。
本来なら炭酸ガスボンベで1~3分ほどで自動膨張するのですが、さすがに講習の度にボンベを消費するわけにはいかないので使い回し・・・・・それもかなり昔から。
中に砂や水が溜まっていて、ところどころ染みやらカビやらが・・・・汚い。
ちなみに3気室になっていて、3本のボンベで膨らませることになります。
ちなみに本来はこのコンテナの中に他の備品と一緒に収納されています。
ほぼ奇跡に近い梱包状態ですねぇ~
もちろん、元に戻すなんてのは不可能です。
いかだの備品を並べてみてます。
信号紅炎、落下傘付き信号、オール、ふいご、レーダー反射器、食料・・・・・・
非常食に果敢にチャレンジする若者。
非常食は乾パンと書いてあったような・・・・見た目は雷おこしみたいな感じ。
お茶の真空パックのようなパッケージに梱包されている。
食べてみたい・・・・との彼らの申し出に教官がサービスしたものだが、この直後に実は製造が1993年1月または1983年1月、賞味期限が1996年1月もしくは1986年1月というトンでもない代物と判明(容器のラベルが漂流物並に判読困難になってました)。
なんか変な臭いがしたらしく、慌てて吐き出してましたよ・・・(苦笑
救命いかだは通常ひっくり返らないように出来ていますが、万が一のときのために一人でも元に戻せるようになっています。
さて、救命いかだ乗船体験の始まり始まり~
この時点で手はもちろんのこと、袖やら裾やらが既に汚れてしまってます。
もちろん靴は脱いで全員裸足。
まだまだ冬なので水温低すぎ・・・・気合で冷たさに耐える。
オール小さすぎ(w
この日は西風が強く、波が打ち寄せるためになかなか離岸できませんでした。
このグループが一番沖まで出ていましたね。
艇内は床がびちょびちょの砂だらけで座るわけにもいかず、天井や壁にも砂がこびりついていて頭から何から砂まみれ。
で、波で床が波打つのでもう安定しないことこの上ない状態。
さらに沖側からは波が打ち寄せて飛沫が上がる・・・・
革靴にきれいなパンツで来ている方がおられましたけど、「もう覚悟を決めた!」ってな感じで参加されてました。
それにしても、事前情報くれても良いと思うんですけどね・・・・・
午後は『救命艇及び救命いかだ内における生存維持の諸作業』。
サバイバル術と応急処置の仕方など。
心肺蘇生の練習を少々・・・・・
この後、「膨張式救命いかだ」のコンテナ投下を体験する実習。
さらに干していた救命いかだその他の収納(後片付け)。
かなり救命いかだに時間を割いてしまっていたような・・・・
後半はビデオ・・・・・のはずがテレビの電源すら入らない。
と思ったら、実は部屋のブレーカーが落ちていた。
暖房も効かないはずだよね・・・・・おいおい。
気を取り直してビデオ・・・・画像がぐちゃぐちゃ。
どうやらデッキが壊れているらしい。
教官は機械に弱いらしく、あ~じゃないこ~じゃないが続く。
別のデッキを使ってなんとか3~4本ビデオを再生してみたが、ほとんどが同じ内容。
確認してなかったの?
『二俣川フルビット物語』では4本あったみたいだが・・・・・
>荒天時の航法に関するもの。実験用の模型のラジコン船が欲しくなった。(をぃ)
>気象・海象関連のもの。NHKでよく見る顔の一人、渡辺博栄気象予報士が出演。
>唯一のドラマ仕立て。漁師のおじさんが遭難したかも?系のお話で心得を説くもの。
>海難時の退船からその後のサバイバル、そして救助までを扱ったJEIS制作のもの。
最後の1本の別バージョン(役者さんがダブってたりしてました)のみ(泣
荒天時の航法、ってのはかなり楽しみにしていたのに・・・・・
一級免許の時も思いましたが、『二俣川フルビット物語』の内容との差って何?
同じJEISのはずなのに・・・・・
こんな晴れの日に何やってるんだろう・・・・・orz
有意義じゃなかった休日でした(泣
免許、いつ届くんだっけ・・・・・・・・orz
で、船はどうすんの?
↑ 救命いかだに乗ってみたい人は押してね!
Posted by すった at 12:00│Comments(5)
│ARCHIVES
この記事へのコメント
それ↑以前に持ってたオイラはいらんのかいね
σ(^_^;)?
○禁止って書くなぁ!
Σ( ̄□ ̄)!
σ(^_^;)?

Σ( ̄□ ̄)!
Posted by 宣教師 at 2009年02月24日 15:23
>色めき立ってるはず
(´▽`)
↑
あはあはあは
↑
そげなもんじゃ、立たんち(笑)
(´▽`)
↑
あはあはあは
↑
そげなもんじゃ、立たんち(笑)
Posted by (´▽`)そると at 2009年02月24日 18:33
遊魚の免許も案外適当だたんですね・・・
糸島からでる本格的な乗合のジギング船とか有ったらいいですよ~七里・壱岐・小呂・呼子・玄海島・いずれもいい距離・・・ポイントいっぱいとか言って見る。(笑)
冗談ですが、でも本当にやる人居ないかなとか、ちょっと思ってみたりしてます。
糸島からでる本格的な乗合のジギング船とか有ったらいいですよ~七里・壱岐・小呂・呼子・玄海島・いずれもいい距離・・・ポイントいっぱいとか言って見る。(笑)
冗談ですが、でも本当にやる人居ないかなとか、ちょっと思ってみたりしてます。
Posted by どら猫 at 2009年02月24日 21:16
一二三 c⌒つ†ΦДΦ)つ呪
これで安心して離島への転勤できるね。
コメントへの返事が無いってことは、今日逝ったな。
グロ注意って書くなぁ!
これで安心して離島への転勤できるね。
コメントへの返事が無いってことは、今日逝ったな。
グロ注意って書くなぁ!
Posted by びっちゃ at 2009年02月24日 23:37
>宣教師さん
あ、バレてたの?(笑
>(´▽`)
( ・ω・)ノ もう勃たなくなっちゃったんですね・・・・・カワイソス
>どら猫さん
いえいえ、遊漁を始めるには県知事の許可が必要です。
遊漁船業務主任者の資格も取らないといけませんから、そんなに簡単には・・・・・
私?無理無理・・・・
魚が取れなくても文句を言わない人しか乗せられませんし(苦笑
>びっちゃさん
そうですねぇ~
離島大歓迎ですねっ(笑
グロ注意・・・・だってデンケミが大人の玩具みたいだし・・・(笑
あ、バレてたの?(笑
>(´▽`)
( ・ω・)ノ もう勃たなくなっちゃったんですね・・・・・カワイソス
>どら猫さん
いえいえ、遊漁を始めるには県知事の許可が必要です。
遊漁船業務主任者の資格も取らないといけませんから、そんなに簡単には・・・・・
私?無理無理・・・・
魚が取れなくても文句を言わない人しか乗せられませんし(苦笑
>びっちゃさん
そうですねぇ~
離島大歓迎ですねっ(笑
グロ注意・・・・だってデンケミが大人の玩具みたいだし・・・(笑
Posted by すった
at 2009年02月25日 12:31
