JIGGING JUNKIE

ベタ凪快晴で、最初はまるで初夏の海でしたよ。

船長のとっておき、でも前日は厳しかったというポイントに到着。鳥が多く、時折水面を割って青物がボイルしている。爆釣の予感・・・・
水深は高齢者揃いのこの日のメンバーにはつらい深さ。ただしベイトもフィッシュイーターも浮いてるらしく、40m落とせば十分と教えていただいた。
っつ～ことで、最初の流しからジギングには濃厚な反応が！ヒラゴ、真鯛、ヒラゴ、真鯛・・・・どうやら真鯛名人さんが居るらしく、早々に２枚の真鯛が上がる。が、その後はヒラゴの魚影が濃くなったのか、3キロ弱くらい(？)のヒラゴが好反応。かなりの頻度でアタックしてくるのだが、ショートバイトが多く、なかなかフックに掛からない。"ヌルっとパっ"(ヌルっとしたアタリに合わせを入れたのだが、魚が消えてしまった(掛からなかった))っとしたアタリが頻発。それでもぽつりぽつりと拾っていくと、時折入れパクに近い状態になる。魚の活性は高い。

しかしながらキャスト組は沈黙・・・いやいや、アクションをつけるのが上手すぎて、魚が食う前に鳥に空中に持ち去られてマシタヨ(笑)。SMNSKのSセンセが絶好調で、独りトリさんを釣り上げる。釣り上げる、じゃなくて引っ掛ける、デスね(pu)。ちなみにもんださんにはヒットせず。これもまた腕の違い・・・だけど、上手い人がやられてしまうというのも不公平な感じ(笑)。でも鳥すら見に来ないプラグには、魚だって興味を示さないモノ。マグロもGTも、鳥が見に来た時はチャンス、だったはず。

ちなみにSMNSKのSセンセ、この日は大当たりで３羽ゲット！(１羽バラシ)
多い時は船中２桁もあるらしいのですが、一人で一日３羽ゲットは年間王者へ大きく前進したはず？
で、恨みを買ったのかストーキングされてましたけど、SMNSKまで逝ったのかな？襲われてませんかぁー？(笑)




そんな出そうで出ないキャスティングを横目に、ジギングは絶好釣。しかしながらサイズアップはならず。ならば、と、底までジグを落としての全層ジギングに切り替える。が、80gのジグでは若干軽すぎたので、ベイトサイズも考慮して、GO AHEAD(ｺﾞｰﾍ)のTINKER 100gカタクチ に変更。このジグはMMジグとマサムネを足して２で割ったみたいな感じのジグで、たまに良い思いをさせてもらっている。20g違うと楽勝で底が取れる。着底してジグをピックアップしたところで急に重くなる。一瞬根掛かりかと思ったが、微妙に動く。網かゴミか、もしかして魚か・・・選択肢はないので聞き合わせ。すると強烈な重量感が・・・


船長　「すったさん、大きいですか～？」
す　　「ゴミかなぁ～」
船長 「いや、魚ですって！」


ゴンゴンゴン・・・・
す　　「船長ぉ～　ゴミが首振ってるぅ～」
船長　「だから、魚ですよ～」


時折強い引きがあり、ドラグが悲鳴を上げる。
す　　「船長ぉ～　ゴミが～ツッコむぅ～」　
船長　「だぁ～かぁ～らぁ～魚ですって！(呆)」
※ いつもだいたいこんな感じです。

いきなり、前回ボウズ＆根ズレ２本のリベンジマッチが始まる。

ロッドは今は亡きBRIDGEのNINESTATES HIRAS60L、リールは09TWINPOWER SW5000PG改。
疲れたからとスピニングタックルを使用していた私。当然いきなりのガス欠状態。
ベタ凪なので、うねりを利用することも出来ず、ならばと竿を立てれば魚が暴れだす。

船長 「竿立て過ぎで魚が嫌がってますよぉ～。休んじゃダメですよぉ～。」
久しぶりのいなし系ファイト。忘れてた(汗)。船長のアドバイスで何とか、何とかついていけてる感じ。
底ギリギリのはずなのだが※、強烈なランは軽々と10mほどラインを持って行ってしまう。隙を見つけて巻き返すのだが、巻いたら同じだけ出される、を繰り返す攻防が続く。
※ またしてもラインカラー覚え間違ってます。

す 「(上げられる)自信がねぇ～」と、弱音炸裂。身体が思うように動かないが、なんとかツッコミをいなし、いなし(したつもり)していると、だんだんとRUNの長さが短くなってきた。気泡を吐き、大きく弧を描きながら、銀色の魚体が浮上してくる。船縁から5mほどのところで完全に浮き上がる。



デッキ上に微妙な空気が漂う。釣ってはいけないものを釣ってしまった、見てはいけないものを見てしまった、そんな感じ。


船上に揚げられたソレは



85cm、7.4kgの真鯛。当然自己新記録。kwskは、コチラ。

もんださんの80cmも超えちまってます。


完全に『残念な鯛』・・・・・orz


その後もヒラゴが釣れ続き、お試し電動ジギングでも、もんださん、船長がほぼ即ヒット。

ってな感じに釣れ続き、しまいには船長が「あまりにも簡単すぎ(て次回困る)。」とか言い出す始末。

ポイントを変えるとヒラマゴも混じるようになり、落とせば毎回アタリがある、まさに入れ食いの状態になる。

が、もう皆さんお疲れで、シャクってるのは私くらい････

入れパク状態のヒラマゴはリリースしてもらったが、キープのヒラゴは・・・・何本あったか覚えて無い(笑)。


その後、徐々に天候が悪化。
帰り道のポイントを攻めるが反応なく、でも時間いっぱい楽しんでの納竿となりました。

赤間船長、遅くまでありがとうございました。

【本日の釣果】




イワシ付きの真鯛は美味しいと言いますよね。昨年は若潮丸でイワシの大群を前になすすべなくボウズを食らいましたが、今回はリベンジ成功です。鯛ラバを落としてたら、赤い釣果がかなり増えてたかも(笑)


【本日のタックル】
シャロー用
BRIDGE NINESTATES HIRAS L
SHIMANO TWINPOWER SW5000PG (STELLA SW6000HG SPOOL)
PE 3G(50LB)
LEADER 10G(40LB)
真鯛 85cm 7.4kg
ヒラゴ・ヒラマゴ カウントしてません

漁礁用
DAIWA SALTIGA J61MLB
DAIWA SALTIGA 15HL
PE 3G(50LB)
LEADER 10G(40LB)
ヒラゴ・ヒラマゴ 本数不明