4月29日吐喝喇遠征3日目

すった

2008年05月02日 21:00

朝起きると、廊下にヤギが居ました。



実は民宿のペット、ヤギの太郎。オスだよね?
乳を採るためじゃないのなら・・・・でもペットのようでした。


太郎もお見送りをしてくれます。
むちゃくちゃ人になついててかわいかった・・・

太郎ぉ~たっしゃでなぁ~食われるなよぉ~(byオヤジさん)


前日、かなり魚に近かった二人。気合が入ってます。


今日もベタ凪。風少々。グッドコンディションです。

昨日のポイントで流すが、やはり反応はぼちぼち・・・・
アタックはあるのだが、さめきちだったり、甘噛みだったり・・・

福井船長が手本!とばかりに、いきなりヒット!
どこの船長もホント、客が苦労してても簡単に掛けるんですよねぇ・・・・
で、交代。GTのファイトを体験してみることに。


テツさんファイト中・・・


GTロッドがしなるしなる!



福井船長によるGTとのファイト法のレクチャー。
ロッドを十分に使ってファイトするためのコツを教えていただきました。


お二人の共同作業でゲット!23キロのGTでしたぁ~


まるでグラビアのカメラマンのようにポーズを要求する船長。
出来上がりの写真はBIG DIPPERのHPで。


GTが弱らないように口から水を入れるのですが、上手にやらないとかえって弱らせてしまうそうです。

ゲーム再開、っとオヤジさんにまたもヒット!

ラインがズルズル出てってます・・・・止められるか?

ズルズルズル・・・・・ブチン! 
またやられました・・・・
なんかスゴいのが掛かってたらしいです。

その後しばらくして、いきなり確変タイムに突入!
なん~っと、GTのナブラ!
トビウオが逃げ惑い、さらにそれを追っていたはずのダツまで追ってる?逃げてる?の状態。
な~んと、3本同時ヒットぉ~!




どさくさにまぎれて、初GT(5キロ)をいただいちゃいましたっ!
ドラグは1ミリも出ませんでしたけど・・・・・

3本同時ヒットで3ゲット。何とか肩の荷が下りました・・・・

ナブラも収まり、また同じポイントを流していく・・・・とオヤジさんにヒットだぁ~!


3度目?4度目?の正直?魚の足が止まる!
船長の激しいゲキの元、魚が浮いてくる・・・・
なんとかネットに魚が入る!


TANIYと喜び合うオヤジさん。初GTおめでとう!苦労したよねぇ~


19キロのGT。デカメッキ以外では初物でした。

その後も高活性が続いて、さめきちのチェイスやGTのチェイスも数度・・・・

ミヨシでキャストしていた宣教師さんのダツペンをなにやら黒い魚がひったくった!
宣教師「あぁ~さめきちだぁ~」
私にも細長く見えたのでサメだと思ってウケてました。
股間が痛そうだったので、ファイティングベルトを装着してあげて見物することに。
が、船長はあきらめていない。
「あのね、サメとGTって一緒に行動していることがあるんだよ。だからサメと思っていたらGTだったってのが何回だってあるんだよ。わかる?とにかく上げてみるまで分からないんだから・・・」

ず~っと、ラインが引き出されていく・・・・が、しばらくして止まる。
息を吹き返す宣教師さん。パワーで魚を寄せてくる。

横で水面を覗き込む船長。「ほぉ~ら、言ったとおりだよ!GTだよ!」
デカい魚が上がってくる・・・が、もう反撃する余力はなさそうだ。

無事にネットイン。



な~んと、32キロのGT。記録更新おめでとうございます。

そして、次はウッチーにヒット!
※サムネイル画像です。クリックすると大きくなります。






ウッチーさん、投げ釣りの経験が全くないなんて言いながら、しっかりと飛距離を出してHITさせるのは天性の素質なんでしょうか?
レクチャーどおりにGTをゲット!


初キャスティング、初GTは25キロ。おめでとうございます。

この後、どんな釣り人生を送られるんでしょうか・・・・みんな心配しています(笑)。

さらに、細かいチェイス・バイトはあるものの乗らず、モヤモヤした時間が・・・・っと、宣教師さんにまたしてもヒット!
GTなのは間違いないんだけど、回収巻きみたいな巻き方してるんですがっ!

だれもGT掛けてるなんて思わないよなぁ~ジグしゃくってる感じ?

25キロのGTを追加!





よっこいしょ・・・・・


これが船長直伝の『GTの怪物持ち』だぁ~


もういっちょ追加ぁ~(笑) 


GT-γが苦手でず~っとサーフェスブルGTを使用していた私。
あまりにも反応がないので、ツナロッドでGT-γを使ってみることに。
っと、いきなりさめきちのチェイスが・・・・ストップすると更に・・・・さめきち・・・orz
さらに、気づいてないところでGTがチェイスしてきてたと船長に指摘されて・・・・

上がってきた反応に期待しながら投げていたところで、水面が割れてGT-γがひったくられた。
「ヒットぉ~!!!」
ステラから糸がどんどん引き出されていく。
まともに掛けるのは皆さん経験済みで私が最後。で、焦りまくる。
が、ロッドを支えているくらいしか出来ない。
あまりにも頭が真っ白になったので、何がどうなったか覚えていないのだが、なんとかGTの足は止まってた。
ロッドの復元力を利用してリフトする。
TANIYがアドバイスしてくれる。
私がここまで、と思っていたラインよりさらにロッドを立てるように指示がある。
え?いいの?って感じだが、竿が折れるような感じはない。

船長が耳元で囁く・・・
「ここ水深50mあるから、セン○リこきながらでも獲れるよ!大丈夫!」
笑えないけど笑うしかない。顔はひきつってたかも。
「あ、そのロッドどこのメーカー?テンリュウ?あ~使ってる人いないんでちょっとわかんないから、もう少し曲げるの控えめにしてね。」
ツナロッドですとは言えなかった・・・けどパワー負けしたのは最初だけで、今は完全に勝っている。

じわりじわりと魚が浮いてくる・・・・長く感じていたが、そこまで長くはなかったらしい。
完全に浮いたところで胴の間に移動。船長にネットで掬ってもらう。

ネットに入った瞬間、体中が熱くなった。腕が痛いやらきついやら・・・でもそれを超えた達成感があった。
皆が握手してくれる。怪力で思いっきり握ってくるヤツがいる。痛い。でも嬉しい。
この感動がGTフィッシングのすばらしさなんだって、誰かが言ってたなぁ~。ホント嬉しかった。


上手く支えられないので、シンジさんに手伝ってもらいました。
2本目?25キロ。やったよぉ~Ryuさん

その後、時間も押してきたので移動・・・臥蛇島まわりを攻めることに。

臥蛇の立神

別角度から。

更にそれをバックにテツさん。

もういっちょトドメだぁ~。絵になりますよね。

残念ながらGTは出ず、キハダポイントに行ってみることに。

ポイントには前日の港で近くにいた船が釣りをしている・・・・
っと、ナブラが・・・・
「はぁ~い、ちょっと投げてみてぇ~」と船長。
で、一同キャストぉ~

来た~!
ヒットぉ~!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

入れパク!
私にも2回バイトミスの後にヒット!一気に突っ走られる。
ゆるゆるになってたドラグからどんどん糸が出て行く・・・反撃に転じようにも、ラインがクロスして船上はおおわらわ。
なんとかミヨシでファイトできる感じになり、ドラグを締めてみる。が、まだ出て行く。
何メートルくらい出たんだろう・・・
(船長は2~300mくらい行っててもうダメだろうと思って笑っていたらしい)
さっきの要領で、ロッドを立てて魚を止める・・・で巻く・・・・
が、ロッドをリフトするとドラグが鳴る。綱引き状態。
3歩進んで2歩下がる、状態。それが延々と続く。
トモ側では既にランディング態勢に入ったらしく、魚を上げたときの歓声があがる。
私は一人・・・・・放置プレイ状態。

「すったさんはぁ~?」「まだファイト中~」なんて声が聞こえてくる。
ったく、コッチは体力も腕力もないんだから・・・
なんとか粘り強く頑張っているとなんとか魚が寄ってきて・・・・反転する。その勢いでベルトがずれる・・・・
またしても痛いファイトがっ!
「ちょっとぉ~助けてぇ~!」
誰も助けてくれません(泣)。

どうやらテールフックが口に掛かり、フロントフックがエラあたりに掛かっているため、スレと同じような感じになっているらしい。
魚が弱らないワケだ・・・・抵抗も大きいし・・・・

船長がやってきて、アドバイスしてくれるが、ナナメになった魚は思ったようには寄ってきてくれない。
船底に入られ、リーダーが擦れる・・・・なんとか竿を倒して・・・って思ったようにはならない。
胴の間で船長がタモを構えてくれるが、そこまで誘導することすら出来ない。
船長が反対側に入ってくれて、何とかネットへ・・・


結局3本同時ヒットで3本ゲット!17キロくらい?のキハダマグロをゲット!
よりによって、自分のだけが一回り大きくて20キロくらい?ホント悪夢だ・・・・orz

その後はキャビンで一休みさせていただきました。
体力魔人がもう一匹簡単に上げてましたけど・・・・いつもながら凄いなぁ~
何本かヒットしたようだが、結局上がったのはその4本だけ。
日も暮れてきたので終了となりました。

本日のお宿は悪石島。悪霊島じゃないよ~
温泉がすごいらしい・・・

分かりにくいけど砂風呂。砂を掛けてくれる人が居ないので2人以上で来るように、とガイドブックに書いてありました。
外でキャンプしていたバイクの人、入れたのかな?

島の温泉で温まって、島特産のタケノコの入った味噌汁を含めた郷土料理を味わって休みました。

明日は最終日。タイスケはギリギリ。もう一本出したいような、出たら困るような・・・・

つづく

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