江戸前の寿司が食べられなくなる!
とりあえず、シミュレーション通りであれば、もうしばらくしたら東京湾の魚は食べられなくなるでしょう。
漁師はもちろん、東京湾の遊漁船もアウト。江戸前の寿司は無くなってしまいますね。
羽田から浜松町に向かうモノレールから見えた、ハゼ釣り(?)の釣り師の姿は無くなり、東京湾のシーバスフィッシングはキャッチ&リリースが原則になるのかな?
釣り師にとっては目を背けたくなるようなシミュレーション結果ですよね。
釣具店、メーカーへの影響もあるでしょう。
『関東では(食用目的の)釣りは出来ない』
恐れていたことがひとつひとつ現実となっています。
それにしても、政府の対応は痛すぎる。
『速やかな除染で対応する』と(闇雲に)言っているが、ただ水で洗い流すだけの除染はホットスポットを移動させるだけにすぎない可能性が高い。表土を剥ぎ取る除染も、汚染土という新たな厄介者を無限に生み出すばかり。
このように焦って(人気取りのために)その場しのぎの“除染”作業に税金をつぎ込むよりも、じっくりと腰を据えて汚染の広がりをまず見定めるのが先なのではないだろうか?まだ汚染は移動・拡大しているのだから。
結局は数十年かけて核崩壊が進み、放射能がなくなるのを待つしかないと予想される。
というのは科学(生物)を少しでもかじった事がある人なら、誰でも何となくは分かるはずの事なのだが・・・・
海洋汚染に関しても予算を付けて調査しているはずなのだが、NHKが調べた程度でこれくらいの重大な事実がボロボロと・・・・
無能なのか、それともまたしても隠蔽体質を露呈してしまったのかは定かではないが、国としての方針を早急に示さなくてはならない時が来ていると思う。
しかし、これほどに汚染が広がってしまっては、人間の力でどうとなるモノではない。新たな技術の開発に期待したいところだが、やはり今以上の状況に陥らないためにも、今は『脱原発』を推し進めるしかないと思う。自然代替エネルギーは初期投資がかなり重荷になるが、ランニングコストは安く、さらに輸入に頼らざるを得ない燃料費がほとんどかからないため海外情勢の影響を受けにくい利点がある。CO2排出量も下がり、良いトコずくめな気もするのだが、1億2千万を養うのにはまだまだなのだろう。今後の発展に期待したい。
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